
言葉の力
あなたは、言葉が人の脳・意識にどういった影響を生み
出しているのかを知りたくないですか?
毎日使っている“言葉”というもの。
その影響を分かっている人は世の中にどれだけいるでし
ょうか?
ほとんどいないのです。
その手のインテリジェンスが世の中に出回っていないの
です。
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ミルトンモデルとは
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今日は、NLPのミルトンモデルについてお伝えさせて
頂きます。
NLPのもとになっている人物の一人に
ミルトン・エリクソン
という人がいます。
1980年に他界していますが、エリクソン財団という
のがまだ存続していて、いまだにエリクソンの研究・発
展を手がけている人が大勢います。
それだけ、エリクソンの実績の裏側にあるエッセンス
を解き明かすのに、まだまだ時間を要するくらいすごい
人なのです。
そして、NLPにある「ミルトンモデル」という言葉の
使い方について、これから書いていきます。
「ネットビジネス大百科」という有名な情報商材があり
ますが、「ミルトンモデル」からこの商材のセールスレタ
ーを分析していきます。
そして、今日はその前に、「ミルトンモデル」とは何かを
まずお伝えさせて頂きます。
ミルトンモデルは「省略」「歪曲」「一般化」の3つの要
素に大きく分かれます。
人は、色々な場面で、「省略」「歪曲」「一般化」します。
この「省略」「歪曲」「一般化」とはなんなのか?を一つ
一つ例を挙げて解説しますね。
■省略
まず、「省略」ですが。
例
○心が充実しているときは、能力を発揮します
この文章では省略されていることがあります。
それは“誰が”がないのです。
“誰が”「心が充実しているときは、能力を発揮するのか」
がないのです。
これをNLPでは“省略“と言います。
この効果は何かというと、あえて“誰が”を入れないこ
とで
「心が充実していることは、能力を発揮する」のは
聞きの自身に当てはまるという刷り込みが生まれます。
具体的に誰かをと特定してしまうと、その特定の誰かの
話しになるので、聞き手が自分に当てはまるという認識
が生まれません。
それら、
あはたは、心が充実しているときは能力を発揮しますね。
特定してしますと、一部お人はそれを受け入れるかもし
れませんが、考え方が違うひとは、そんあことないよ!
と反対されて、受け入れてもらえません。
■歪曲
次に「歪曲」についてです。
例
○あなたが生活を楽しんでいるのは“いいこと”です。
この文章では、“いいこと”の部分がポイントです。
生活を楽しんでいる=いいこと
の式を擦りこんでいます。
生活を楽しんでいることはいいことか悪いことかは、分
からないのですが、これをイコールにしてしまっている
のです。
え
と思うかもしれませんが、生活を楽しんでいることに対
して罪悪感を持っている人もいます。
このような人にとっては
生活を楽しんでいる=罪悪感
になっているのです。
つまり
生活を楽しんでいる=いいこと
なんてことは、共通の真実でもなんでもなく、あるひと
にとってだけの真実です。
■一般化
次に「一般化」についてです。
○最近若い者は、根性がない
この文章で具体的対象は明示されているでしょうか?
“最近の若い者“の最近とはいつからいつまでのこと
か?
そのなかで、だれか?
全世界中の全ての若者のことを言っているのか?
これらが不明なのです。
この不明なまま、あたかも一般的な常識でもあるかのよ
うに、「根性がない」といっています。
これをNLPでは「一般化」といいます。
NLPのミルトンモデルの3つの要素を説明させて頂き
ました。
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人を誘導できる力
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ミルトンモデルをマスターすることで、あなたは言葉で
コミュニケーションをとる場面で、自分が意図した方向
に誘導していくことができる力を持つことになります。
それは、仕事での交渉、部下・上司との議論の場、恋愛、
友人、家族、メールでの対話、ライティング、SNS他コ
ミュニケーションが必要な場面でその力を発揮すること
ができます。
今の時代程、コミュニケーションの能力で、自分の人生
が良くなったり悪くなったりする時代はないでしょう
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言葉という魔術の教科書
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NLPのミルトンモデルを学び身に付けることで、人間
は幻想の世界で生きているということ、そしてその幻想
を司っているのは言葉であるということ、そしてさらに
この言葉の使い方をマスターすると、即ちそれは自分の
幻想、人の幻想を操るスキルを手に入れたことと同義な
のです。
これは、言葉という魔術の教科書になるのです。
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算数をマスターしよう
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言葉の使いかた、コミュニケーション講座、プレゼンテ
ーション講座など会話に関するノウハウは世の中にあふ
れています。
この手の講座は、無数にあるでしょう。
Googleで「コミュニケーション講座」で検索すると20
0万件近くヒットします。
それだけ、難しいテーマであり、多くの人が悩んでいる
領域なのだと思います。
ですが、言葉の構造、言葉が脳・意識にどの様に影響を
生み出しているのかという、原理的なところを解説して
いる講座は皆無です。
相手の話しをジャッジなく聞きましょう !
相手の立場にたって、会話しましょう!
相手が怒っている時の対処方法は○○○!
など、対処法的なコンセプトの講座がほとんどなのです。
これらを否定するつもりはありませんが、そのもっと根
幹にある“言葉”が生み出す力を学んだ上でやらないと
その成果は出しづらいと思うのです。
算数が出来ない状態で、難しい関数の公式を丸暗記して
使おうとしているようなものです。
普段の生活で誰もが算数というスキルを使っていると思
います。
この算数はとても重要で、私達をサポートしてくれます。
この算数が重要なのです。
コミュニケーションというテーマにおける“算数”を教
えてくれる人がいないわけです。
そして、NLPのミルトンモデルはコミュニケーショ
ン・プレゼン・スピーチ、ライティングの算数に当たる
スキルなのです。
算数に当たるスキルとういとレベルが低くて価値がない
と思うかもしれませんが、この算数を身につけると
それをどんどん発展させていくことができて、言葉の力
が増していくのです。
それは、強力な力をもつことに繋がります。
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相手の深層意識に深く届ける
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影響力を持っている著名な人々、はこのミルトンモデル
を使っています。
人に影響を与えるのは言葉です。
そして、この言葉をうまく使うことが、できなければ人
に影響をあたえることはできません。
どんなに、素晴らしい思いや思想があっても、それを聞
き手に深く浸透させることができなければないも同然で
す。
それができなければ、独りよがりな孤独な夢想家でしか
ないのです。
そして、ミルトンモデルの凄さは、学びながら実際に使
ってもらうことで体験できます。
自分の意図、思いを相手の深層意識に深く届けることが
できるスキルなのです。
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「言葉を制する者は、世界を制する」
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「言葉を制する者は、世界を制する」
ということが今のコミュニケーションがkeyを握る時代
には言えるのではないかと思います。
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自在に操る人生
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この能力を身に付けて、自分の人生を操り、自在にいき
る生き方を手にすることができるのです。
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ミルトンモデル13のパターン
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別紙の13のパターンの表を読んで見て下さい。
↓13のパターン
http://nlpmarketing.net/?p=479
次回は、省略についての詳細を解説します。
ではでは、、、、、、、、
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