
魔法のような言葉の使い方、「省略」
魔法のような言葉の使い方の一つ目をお伝えします。
それはNLPのミルトンモデルの中の、省略という言葉
の使い方です。
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省略の解説
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今日はミルトンモデルの「省略」について解説させて頂
きます。
言葉をあえて省略して、その省略することによって、こ
ちらが意図した方向に相手を自然に誘導していくのが、
ミルトンモデルの効果です。
普段誰でも使っているのですが、それは無意識でやって
います。
「省略」は5つのパターンがあります。
それを一つ一つ解説致します。
(1)不特定名詞
これは、話題になっている名詞が余りにも一般化された
ため、もはや特定のものを指さない、どのような特定な
ものを意味しないもの。
(2)不特定動詞
なにが起こったのか、感覚器官に基づいた映写をしない
動詞。
(全ての動詞は何がしか、不特定なのですが)
(3)単純な省略
単純に省略をします。
(4)比較対象の省略
あるものが、他の何に対して比較されているのか説明し
ない文
(5)名詞化
実はプロセスであるが、それがあたかも「もの」である
かのように表現する言葉。
名詞化されることで、プロセスであったものが、時間の
中に固定される。
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映画監督の様に
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これによって、あなたは色々な場面で自分の意図、思い
を相手の深層意識へと浸透させることができるのです。
このことは、自分の人生がより自在になることであり、
まるで映画監督の様に描いたシナリオを実現していける
力を持つことに繋がります。
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構造が見えてくる
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ミルトンモデルの省略を使うことで、
ライティングがうまい人が、どういう構造で文章
を書いているのかが見えてきます。
そして、自分が書く側のときその構造をモデリング(真
似)することで、同レベルの文章を書くことができるよう
になるのです。
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言葉が変わると世界が変わる
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言葉の使い方で物事が動いていく。
ライティングという領域だけの話しではなく、言葉の選
択によって、人は大きくその方向性をコントロールされ
てしまうことがあると思います。
問題が起きました!をヤルべき仕事が発生しました!と
変えるだけで、その後の展開に大きな違いが生まれます。
“問題が起きました“というのは問題を避けたというニ
ュアンスが入っていて、嫌々解決に取組むことになりま
す。 ”ヤルべき仕事が発生しました“というと問題そ
のものは発生るのは当たり前で、その問題を解決するの
が仕事であり、そこに自分の存在価値があるという入ア
ンスが込められています。
ワンセンテンスの言葉を変えるだけで、世界が変わって
しまうのです。
そこにいる人の感情・意識の方向が定められてしますの
です。
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フォーカスを自在ニコントロールできる
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省略の使い方をしることは、相手と衝突することなく柔
軟に対話・交渉をする上で必要なことであると確信して
います。
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フォーカスを自在にコントロールできる
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この省略を識ることは、相手のフォーカスを省略して、
自在にコントロールすることができるようになれるので
す。
これは、すごいことです。
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口癖を見てみよう
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あなたの口癖はなにか?をまず知ってみよう。
これは自分で気づかなかったら、周りの友人、家族に聞
いてみましょう。
そして、その口癖はどんな感情・意識を生み出す言葉な
のかを考えてみましょう。
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