行動の意味付けをコントロールする方法

本人の行動の意味付けを自在にコントロールする方法

があったとしたら、あなたは欲しくないですか？

「不特定動詞」の解説

今日はミルトンモデルの「省略」－「不特定動詞」につ

いて解説させて頂きます。

「不特定動詞」は聞き手がとる行動の意味付けをコント

ロールする方法です。

【不特定動詞】

なにが起こったのか、感覚器官に基づいた映写をしない

動詞。

(全ての動詞は何がしか、不特定なのですが)

例を挙げて説明します

①あなたは仕事を通して学ぶことができます

②あなたは、ここ何年かで相当成長しています

③近年の情勢について学びましょう

「不特定動詞」の狙いは理解するために聞き手に意味を

埋めてもらうことです。

①の例でいうと、あなたが仕事を通じて学ぶことができ

るの、何について学ぶのか？を聞き手は勝手に埋めてく

れます。　つまり、“仕事には学びがある”と刷り込んで

います。

仕事に学びはあるとは限りません。

単なるストレス意外の何者でもないという人もいます。

逆に「あなたは仕事を通じて、その辛さへの理解を深め

ています」などと言うこともできます。

こんなことを言われたら仕事が益々しんどくなるわけで

す。

「不特定動詞」を使うことで、こちらが意図した方向に

相手の意識を持っていくことができるのです。

行動への意味付けをコントロールできる

行動の意味付けをコントロールすることで、なにかに取

組む、取り組んできた、ことに対して良い意味付に方向

付けたりしたり、逆に悪い意味付へ方向付けたりするこ

とができるようになります。

「不特定動詞」の力

「不特定動詞」の使い方を覚えることは行動という我々

にとってとても大きなファクターをより強くしたり、鮮

やかにしたり、優しくしたり、と

自分の理想とする世界にデザインをする能力を

身に付けたことと同義です。

固定化してしまう

行動への意味付けというテーマで考えると、多くの人は

どうしても固定化してしまいます。

過去にとった行動、これからする行動への意味付けが固

定化するということは、行動が固定化すると同義です。

そうすると、人生が決まったパターンに縛られてしまい、

とてもつまらないものになっていきます。

だれもが陥るトラップから出る方法は、行動への意味付

けを変えることで、実現するのです。

とっつきやすい

仕事をする、仕事場へいく、企画書をつくる、週末にテ

ニスをしにいくetcあなたは色々行動をしてきたし、こ

れからもしていくでしょう。

そして、そのそれぞれの行動にたいして、どんな意味を

与えていますか？

“仕事は辛いものだから、耐えて頑張る“という意味付

けを仕事に対してしていたとします。

この意味付けからくる行動の質を考えてみてください。

この意味付けがもし“仕事は自分の内面を磨く魅力的な

機会である”という意味付けに変えたとしましょう。

行動の質が変わります。

そして、意味付けをどうするかは、人の自由なのです。

そして、このことをコントロールすることができるのは、

「不特定動詞」の力です。

行動への影響力

動詞の使いかたを覚えることは、自分の行動への影響を

自分が与えることができるし、それを人にもできるので

す。

このことは、ライティングでふんだんにつかうべきスキ

ルだと思います。

フォーカスを自在にコントロールできる

行動への影響力を手に入れれば、そこにはリーダーシッ

プが生まれます。

実際につかってみよう

自分か普段とっている、行動へ自分自身がどんな意味付

けをしているかを見てみましょう。

↓質問例

Q　企画書をつくることは、あなたの一生の人生にとっ

てどんな意味がありますか？

今日はこの辺で、、、、、、、、、、、、、