クリステイィナ・ホール博士のＮＬＰ

 

今日はＮＬＰトレーナーズトレーニングコース

にきています。

 

講師(トレーナー)はクリスティナ・ホール博士

という方。

 

 

 

 

 

 

 

 

NLPの創設者の一人であるリチャード・バンド

ラーの弟子さんであり、全米ＮＬＰ協会の理事

長でもあり、この世界の第一人者の一人である。

 

そのコースの進め方を一言で言うと、“踊るよう

に、優雅にＮＬＰを体験する場を創ってくれて

いる”という感じなのです。

 

私が生まれて、幼稚園～大学という教育期間で

授業を受け、社会人になってからは有料の

セミナーをたくさん受けましたが、その殆どは

“講師側が伝えたい内容を、分かるように説明

する”というものです。

 

そして、そこで教えてもらう生徒たちは、

メモを取り、講師が言いている意味を理解

しようと努め、できるだけ言葉を暗記しようと

思いながら受講している。

 

そして、できるだけ聞き漏らし、不理解を

減らそうと思いながら受講している。

 

 

ＮＬＰは、卓越した結果を出していた

フリッツ・パールズ(ゲシュタルト療法)、

バージニア・サティア(家族療法)、

ミルトン・エリクソン(エリクソン催眠)の

3人のセラピストを研究してて出来上がったの

です。

 

そして、この3人は卓越した結果を出し続けて

いて、普通のカウンセラーが何年懸かっても

解決できないクライアントの悩みや精神的な問

題を、短期間でどんどん解決していたので、

そんなことがどうやってできてしまうのかを

研究した結果を、纏めそれを実践してみて、

更に改善を重ね徐々に形になっていってと

言われています。

 

 

なので、元々セラピーの分野から派生している、

心理学であり、人間の脳の反応の研究なわけで

す。

 

ですが、クリスティナ・ホールのコースは全く

“セラピー”というものの匂いも、エッセンス

を感じられません。

 

問題、悩みを解決するというよりも、今すでに

自分が持っているものを最大限に活かして、

新しい枠組みを楽しみながら、創造する。

 

そして、その創造するプロセスをコースの中で、

いつの間にか体験できるように設計されている。

 

なんかゲームをやっていて、それを楽しんで

いたらいつの間にかそれぞれの人が新しい、

考え方・発想を生み出し、新しい枠組みを創造

してしまっているという感じ。

 

 

頑張って暗記しようとか、不理解を避けようと

いうような、力んだ要素が殆どないのです。

 

講座というより“アート”なのです。

 

そのコースでお決まりの掛け声とポーズがある

のですが、それは

 

 

両手を挙げて

 

Ｅｎｊｙｏｉ！

 

 

とみんなで声を上げるのです。

 

 

そして、クリスティナ・ホール博士が

時々それを促す時があるのですが、それが

ゆったり目の感じで頑張るといような

エネルギーが全く無いのです。

 

よくありがちが、大きな掛け声を挙げて気合を

いれるような、ヤバイセミナー(笑)とは全然

エネルギーの質が違うのです。

 

私はこのゆったりと優雅なイメージと流れるよ

うなコースの展開。

 

これがとっても好きなのです。

 

 

楽しみながら、遊びながら、自分の可能性、

チームの可能性を広げながら、どんどん学びと

叡智が増えていってしまう。

 

これがクリスティナ・ホール博士の

ＮＬＰトレーナーズトレーニングコースなので

す。

 

 

ま～こんなことを言っても何が何だが分からな

いかも知れませんが、雰囲気だけでも伝われば

と思います。

 

 

 

で

 

 

ＮＬＰとは何なのか？

 

 

わたしが、ＮＬＰというものと出会ったのが、

かれこれ8年前です。

 

 

その時は、ＮＬＰという名前ではなく、

コーチングという名前の講座でした。

 

その講座でやっている内容がかなりＮＬＰを

使った内容だったのです。

 

そこで、ＮＬＰを使ってコーチングをする

手法を学びました。

 

 

そして、わかってきたのが、“人間はパターンを

たくさん持っていて、そのパターンの沿って

行動してしまい、良くないしやると問題が

起こると分かっていても、今持ってしまって

いるパターン通りの行動をしてしまう生き物である“ということ。

 

 

えええええ、、、、、

 

 

と思いました。

 

 

だって、問題だと分かっていても、その

問題が起こる行動を止められないわけですから。

 

 

仕事上で、うまく付き合わなければならない

相手がいて、その相手を前にすると生理的に

とても不快な気持ちになるので、その人をどう

しても避けてしまう。

 

もっとストレートに言うと、その相手のこと

が嫌い場合。

 

 

このようなことは誰でも経験があると思うの

ですが。

 

どうやら、これは何らかのパターンを持って

いて、“ある条件を備えた人は避けなさい“とい

うパターンを持っているわけです。

 

この自動で発動するパターンの元を経たないと、

この問題が解決しない訳です。

 

頑張って、その人の良いところを見ようとか、

探そうとか言っても無理なわけです

 

 

人の良い面を見つけましょう！長所のない

人間なんていません！

 

などと言っても無駄。

 

それができないから、問題なわけですし、、、、

 

 

そして、この問題を解決する方法はＮＬＰ的に

はたくさんあります。

 

 

が

 

 

こうやると解決できるという、決まった　方法

はありません。

 

 

ええええええ

 

 

と思うかもしれませんが。

 

 

逆にここが面白いのです。

 

 

ＲＰＧであれば攻略本を見て、ネットで

攻略方法を探せば、実施に突破した人の情報を

入手してその通りにやれば、できますが。

 

人間の場合はそう簡単に決まった方法なんて

ないのです。

 

 

ＮＬＰは魔法でもありますが、人間に起きる

問題をクリヤにしてくのはとっても難しいです。

ＮＬＰを駆使しても難しいのです。

 

 

こんなことを言うと、ＮＬＰなんて学ぶ意味

無いじゃん。

 

と言われそうですが、

 

 

幾つか確実に言えるのが、“ＮＬＰを通して、

問題を真摯に見ていけば、段々その本質が見え

てくる”ということは、自信を持って言えるの

です。

 

 

そして、この段々という期間が一瞬、1ヶ月、

半年、1年、5年10年、とこの時間軸が分から

ないのです。

 

人によって、その問題・テーマによって。

 

 

それと、色々と試していると、すっと解決して

しまう問題もあります。

 

 

例えば、飛行機恐怖症が、1分のセッションで

なくなったりすることも、多くあります。

 

これが、またＮＬＰの面白いところです。

 

そして、そういうことを含めて楽しめる方は

ぜひＮＬＰを学んで頂きたいと思います。

 

きっと残りの何十年かの人生をより豊か

なものに出来るのは間違いありません。