出来事をうまく使う方法

起こった出来事をうまくプラスに使うことができる人っ

て羨ましいと思いませんか？

人生を生きていれば必ず、色々な出来事に出くわします

よね。

この起きた出来事をうまく使う方法があるのです。

ミルトンモデル「因果関係」

今日はミルトンモデルの「因果関係」について解説させ

て頂きます。

ミルトンモデルの「因果関係」はあることが起こると、

そのために別のあることが起きると示唆する言葉の使い

方です。

例

(１)このテキストを読むと、あなたの今後の学習にプラ

スの影響が生まれます

(２)今日は新しい内容をお伝えするので、とても楽しく

なると思います

(３)このスキルを身につけることは、あなたの人間関係

にプラスの影響を与えるでしょう

「因果関係」はこのように、なんらかの事実を方向付け

たいことにひも付けします。

(１)であれば、「このテキストを読む」という事実を「今

後の学習にプラスの影響が生まれる」という結果の要因

であるかのように、思わせています。

すでにお分かりのように、この因果関係は実際には全く

事実ではないです。

プラスになど、ならない可能性があるのです。

逆の使い方ですが、「忙しくて、企画書の提出が遅れまし

た。」

これは、「忙しい」(因)、「企画書の提出が遅れた」(果)

にしています。

しかし、この世の中に忙しくても期限を守っている人は

いくらでもいますので、この因果関係は成立しないので

すが、この手の言葉はよく聞くのではないでしょうか？

何と何を「因果関係」に紐付けるのかは自由です。

ニュースを使う

実際に起きていることと、こちらが方向付けたい意図を

結びつけることは、他のパターンと同様重要である。

それは、ライティングの場面でどうやって、世の中で起

きているニュースなどと、自分が読み手に向いて欲しい、

方向を関連付けるかが鍵になっている。

出来事をつかった方向付け

関連付けができるということで、出来事を使って聞き手、

読み手の方向付けをすることができる。

方向付けが大きく影響する

起きた出来事対する、意識の方向がどっちを向いている

かは、重要なファクターである。

それが、マイナスに方向づけられると、どんどんマイナ

スになる。

「景気は悪い状態にある」という出来事があったとする

と、それに対して、「企業が利益を上げる難しい」という

意識に方向付けることもできるが、実は統計上不景気時

の企業の収益は高い傾向にある。

「景気が悪い状態にある」ということは、企業にとって

自社のコアになるリソースを洗い出し、マネタイズする

流れを創造するのには絶好のチャンスである。

などということができる。

常に、起きている出来事にたいする意識の方向付けがそ

の後の展開に大きく影響するのである。

方向付けは自在だ

出来事は、それ自体は動かしがたいので、それを利用す

ることはとても有効である。

ＧＤＰの伸び率が下がったという出来事に対して、いか

ようにも、聞き手、読み手の意識を因果関係を使って方

向づけることができる。

不幸にも幸せにもなる

言葉を使って、あなたの実現方向に誘導することが、こ

の「因果関係」で出来る。

これは、生きて行く上でとても重要な要素であると思う。

だって、それによって不幸に幸せにもなるから。

「因果関係」の重要性

生きて行く上で重要な、出来事にたいする方向付の力が

この「因果関係」で身に付いていくのです。

それは、自分に対しても他人に対しても機能するのです。

自分のパターンを見つける

あなたが、普段なにかの出来事に対して意味付けすると

きの傾向を見ていこう。

そこには一定のパターンがあるはずです。

そのパターンを見つけることで、「因果関係」をつかって

自分の意識をより面白いと思うほうへ方向付けてみまし

ょう。

今日はこの辺で、、、、、、