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脳内地図が問題を起こしている
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あなたは、人の言動を司っている“地図”が人間には
存在していることをご存知ですか?
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人間の脳に存在する地図の使い方
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今日は「人間の脳に存在する地図の使い方」という
テーマについてお伝えさせて頂きます。
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地図の違いの使い方
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地図の違う人間同士が、関わりあっているのが、この
私たちが生きている社会です。
全員持っている地図は違います。
地球にいる人口分の地図が、存在するわけです。
このことを理解することは、とても人間関係にプラスに
なるのです。
あなたが理解不能な部下、あなたを理解してくれない
上司。
そうです、地図がちがうので、そもそもそのままでは
理解し合うのは難しいのです。
この地図が違うということをまず理解することは、
相手を尊重することができる素地になるのです。
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地図で現実は捉えきれない
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NLPではそれぞれ人には独自の地図(マップ)を持って
いると考えます。
この地図とは、自分の見ている事実は、他の人にとって
も事実か?といことに由来します。
あなたが、休日に海辺の道を車で飛ばし、窓を開けて
その風、塩の香り、時折見える水平線を体験したと
します。
その体験は、とても心地のよい、気持ちの良い体験に
なり、そのことがあなたにとっての事実になります。
ところが、その道を仕事で毎日配達のためにトラックを
走らせて、しかもその仕事が嫌いな人にとってはどうで
しょうか。 その海辺の道路を車で走ることは、苦痛な
体験になります。
同じ、道路を車で走ることが、それぞれの人によって
違う事実になるのです。
この違いを生み出すものを、NLPでは地図と言い
ます 。
この地図が違うと、同じ体験でも違う体験、事実に
なっていくのです。
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人が嫌いでした
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私は嫌いな人が沢山いました。
相手の言動が自分には理解できなくて、「こいつは
おかしい」と思うことがしょっちゅうでした。
この考えでいくと、人間関係はうまく回らないとなんと
なく思っていたのですが、人の考え方が理解出来なくて、
責める感情をもつことも多かったです。
よく、相手の立場になって考えろ!といいますが、
それが出来ませんでした。
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地図は役にたつのか?
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この地図の存在はどこにあるのでしょうか。
パット見はわからないのです。
分かりやすい例を出すと、今時の50代のサラリーマン
が、最近の若い人は、付き合が悪い。
呑み会があっても暇なのに来ない。
なんと、自分勝手なんだろう!
こんなことを言っている人を見たことがあるのではない
でしょうか。
そして、近頃の若い人は本当に自分勝手なので
しょうか?
30年前は飲みに行くことが重要コミュニケションにな
っていて、娯楽も今より少なかった時代。
この時代背景では、会社の人間と飲みに行くというのは
重要のファクターだった。
今は娯楽も多く、そもそも生き方の選択肢が30年前
とは比べ物にならないくらい増えています。
その環境で育ったなかで、呑み会は多くの選択肢の
なかの一つに過ぎない。
その選択をしないことがイコール自分勝手か?
というとそれは違う訳です。
ただ、昔の地図をそのまま持っていると、“自分勝て”
という解釈がなりたつのです。
これは、ベタな例ですが、この地図の違いからくる、
誤解、揉め事はこの社会にあふれています。
この誤解をといていくのはこの“人にはそれぞれ地図が
ある”という概念を理解することで、より分かりあう
可能性が高まるのです。
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脳内地図の理解と活用
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脳内地図を理解し活用することが、より人生をスムーズ
なものに変えていきます。
自分の言動を生み出しているものはなんなのか?
このことを理解し、それを能動的に使うのです。
それと、人の言動の背景には、地図があり、それはどん
なものかを理解することは、とても人間関係を
よくします。
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地図の活用の先にあるもの
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自分の地図を識ること、他人の地図の理解していくこと
は生きていくことが、とても楽になり自由になっていく
ことでもあります。
この地図は、人ひとりづつもあるし、組織、地域、国と
いう単位にも存在しています。
NLPの地図という概念をより理解・活用することは、
対個人だけでなく、もっと大きな枠のなかでも活かすこ
とが出来るのです。
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人との違いの背景を想像する
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人の言動に対して理解できず、責める気持ちが生まれた
ら、まずその言動を生み出している背景はなんだろう?
もしその言動が素晴らしい背景によるものだとしたら、
それはなんだろう?と考えて、想像してみましょう。
その、もしかしたらその背景は、とても素晴らしいもの
かもしれません。
では、、、、
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